仕事を通じ、良き企業市民として地域社会に貢献します。

道路整備を通じて
地域産業基盤を下支え

建設業は現代社会には欠かすことのできない道路や鉄道、港湾や空港などの建設・整備を担っています。その中で、私たちは主要事業である道路工事を通じて、地域産業の基盤や文化を支えていると思っています。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、道路は都市や文化を形成する上でとても重要な役割を担っています。

道の無い地域に1本の道路ができれば人が通行するようになり、人が通り始めればそこで商売を始める人が現れる。
それが広がることで地域に根付く人々が現れ、いずれ産業や文化が生まれる。

そうやって、建設業はインフラを作ることで地域を発展させる下支えをしてきました。自分もその一翼を担う仕事に携わっていることには、とてもやりがいを感じています。
自然を相手にした屋外での仕事ですので大変なこともありますが、同僚たちと力を合わせ、品質の高いインフラを引渡せるよう日々努力していきたいですね。

地域の防災や保全を担う

建設業者は、地域の防災や保全を担うという側面を持っています。
日本は地震・台風・大雪など自然災害の多い国です。

河川堤防や護岸の整備、治水施設の増設などの工事を通じて防災に関わるだけでなく、近年では東日本大震災や各地での豪雨による土砂災害などを受け、私たちのような地元建設業者に対する災害への備えや対応への期待もより高まっています。

当社は公共機関と災害協定を締結し、地震災害、豪雨災害、豪雪災害などの初動対応、復旧作業に協力しています。
災害復旧では自衛隊の活躍にスポットがあてられがちですが、災害発生からの初動対応・復旧事業を担うのは、私たちのような建設業者です。

これからも地元に根差した建設業者の一員として、地域における防災セーフティーネットとしての役割を果たしていきたいと思っています。

意外と繊細な建設作業

建設業者の仕事は、大きな建設機械で荒々しく土木構造物を作っているイメージが一般的かと思いますが、土木工事における施工の精度や管理は意外と繊細です。

毎日通行する公共の道路を例に挙げても高さや厚さ、傾きや幅など、すべては設計に基づいてミリ単位で管理され施工されています。
縁石や排水側溝などの構造物も糸一本分低いので修正、糸一本分ずれているので修正、といった具合に丁寧に布設しており、職業体験学習などで土木の仕事を体験した学生さんは「あんな大きな建設機械を使ってこんな細かい仕事をしているとは思わなかった」と言う方も多いですね。

最近の建設業界には、生産性や精度をより向上させ、魅力ある建設現場を目指す取組としてi-Constructionが推進され、自動制御された建設機械を経験の少ないオペレーターが運転するなど、新しい技術の進出も始まっています。是非興味を持って、近所の建設現場を見て欲しいと思います。